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「良好な関係性のために」不倫された後、誓約書を作成する理由

配偶者様の浮気・不倫が発覚した際、心を痛め、悩まれてしまう方は多いかと思います。

『誓約書』を作ることは、二度と同じことを起こされないために有効な手段の一つです。

口で「不倫をしません」「浮気をしません」と約束させるよりも、1度書面を残すことのほうが、労力やご心労も少なく、事を終結させることができます。

また、誓約書は相手方が行動を改めるきっかけとなり得る他、起こしてしまった行為への戒めになりますので、一筆残されることをお勧めしています。

誓約書を作成し、不倫を対策する必要性

浮気・不倫の被害は、ご自身が思うよりずっと身近に存在しています。

人がどれ程の割合で浮気・不倫の経験があるかご存知でしょうか。

とある調査会社で取られた統計では、男性は6割、女性は3割に浮気・不倫の経験があったという結果が出ました。

これまで配偶者の方に浮気・不倫をされたことがあるのならば尚のこと、もう無いはずという希望ではなく、ご自身の行動で防ぐべきなのです。

ご自身には関係のないことだと油断されず、いざという時に備えた事前の対策は必要であると言えるでしょう。

誓約書と聞くと、準備や締結する文書を確定させる労力から足踏みされてしまうかもしれません。

ただ、浮気・不倫の再発を防ぐためには、相手方に事の重大さを認識させ、こちらの本気を見せる必要があります。

そのためには、誓約書作成に手を抜かずに、取り組む姿勢も重要となります。

誓約書の取り交わしは、相手に浮気・不倫を二度とさせないために必要な手段です。

誓約書を一度作ってしまえば、書面という形となり手元に残ります。

これは相手方に「約束を守る必要がある」ことを認識させ、書面がある限り継続的に自覚させ続ける効果も持っています。

誓約書を作成することで、「言い訳」をすることができなくなります。

浮気・不倫をした側が「もうしない」と言うのは容易いことです。

しかし被害を受けた側がその約束を保証させ、守らせることはとても難しいものです。

いくら口でしないとの言葉を言わせたとしても、その内容を後から証明する方法や、約束自体を証明する方法はありません。

誓約書は二度と同じことをしないと明示的に残し、相手方に言い訳ができない状況であることを知らしめ、自覚させる側面も持ち合わせています。

書面を残すことで、事実と約束にいつまでも効力をもたせることができるのです。

口頭での約束とは違い、誓約書には明示的な効果がありますので、両者の間で取り交わせば、浮気・不倫の再発を防ぐに多大な効果が得られます。

誓約書を作成する3つの理由

心の安定を保つため

実際に浮気をされてしまった方は、今後への不安に苛まれ、心が落ち着かない状態に陥ることも多いかと思われます。

誓約書は、明示的な効果という側面の他に、浮気・不倫の被害に合われた方の心を落ち着かせるにも効果があります。

自信を喪失し泣き寝入りしてしまいそうな時、「もう二度と起きない」と約束させた事実は心の支えになります。

当事務所で誓約書を作られたお客様からは、相手方との関係を前向きに考えられるようになったというお声も頂きます。

誓約書は、ただの書面と思われるかもしれませんが、誓約書を作成することで、不安が大きく和らぐという事実は、多くのお客様の声を聞いてきたからこそお伝えできることです。

口約束の不安定さを解消できる

浮気・不倫をした相手方と話し合いを行い、同じ過ちを二度と行わないと約束させたとします。

その後、不安なことや疑わしい行動があったとしても、一度解消した問題を蒸し返すのはお二人の関係上、難しい場合もあるかと思われます。

口頭で交わしただけの契約を守らせ続けることはできるでしょうか。

相手方が約束を守っていること、浮気・不倫を行っていないことを信じ安心できますか?

不貞行為に至った際には、行為だけが問題であることは少なく、恋愛感情や金銭面での支援がある場合もあります。

二度と会わないと言葉で約束した所で、一切会わせないこと、連絡を取らせないこと、不貞行為を行わせないこと、何よりその約束を相手方が全てを必ず守っていると信じることは難しいのが実情です。

事が起きてしまった後、口頭の契約のみでは事実関係を証明することが難しく、揉め事に発展してしまうこともよくあります。

約束の言葉自体がその場しのぎであったり、そもそも約束をしていないと開き直られてしまったりというのは、あり得ることなのです。

ご夫婦間で起きたトラブルを確実に解消するために、問題解消の条件を明記した誓約書を作り、守らせることは関係の継続にも重要です。

誓約書は被害に遭われた方にのみ有利な書面と思われがちですが、「接触を持たない限り慰謝料は発生しない」と記載された場合、取り決めを守る限りは支払い請求を拒否することができます。

これにより、不貞行為をはたらいた側も、後に裁判を提起される可能性も減るといった利点があるのです。

条件と約束を書面に残すことは、前向きにトラブルを解消する手段として有用な方法なのです。

不倫の継続を阻止できる

不貞行為を行う方は、浮気・不倫が不法行為だという認識自体が薄いことも多く、何度も繰り返してしまう方がいらっしゃいます。

婚姻関係の中では、たかが浮気というだけでは済まされない問題に発展してしまう危険性をはらんでいるのです。

そのため、誓約書に条件や制約を明示的に記すことで、ご夫婦が今後の関係性を見直すきっかけになるのはもちろん、当事者に浮気・不倫を継続させないための抑止力になります。

まとめ

ご夫婦間で、浮気・不倫をされてしまった際、話し合いしか行わなかったという方は多いのではないでしょうか。

大事にしたくない、大げさにしたくないという思いから、誓約書の作成されない方もいらっしゃいます。

欧米では誓約書は親しい間柄でも結ばれるもので、決して事を大きくするために作るものではありません。

身近な方や家族と今後の関係性をポジティブに築いていくための、前向きな書面として認識されています。

相手方にもメリットがあり、良好な関係を継続していくために用いる書面であると説明すれば、双方にとって問題解消の為の一歩となります。

お二人のより良い関係継続のため、誓約書の作成をご検討いただけますと幸いでございます。

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三浦哲郎(行政書士)

三浦哲郎(行政書士)

代表行政書士行政書士三浦国際事務所
ご意向を書面にまとめ、今後の「夫婦のあり方」を共通認識として持っておくことは、大きな意味があると考えております。当事務所では、機械的に必要な条項を書面に記載するのではなく、ご依頼者様の心に寄り添った書面作成を心がけさせていただいております。ご一緒に解決策をご検討させて頂けたらと思います。

当行政書士事務所では、ご依頼のお手続き〜書面のご共有まで全てオンラインにて完結し(パソコン・スマホご対応)、プライバシーにご配慮させていただきながらご依頼書面を作成致します。

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代表行政書士 三浦 哲郎

 

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